会員・非会員への明確な特典をつけることが重要です。

顧客管理に基づく販売促進はCRMによるクラス別販促が基本と言われます。しかしながら購買履歴に基づいたサービス内容を変えていくなどのアプローチは、かなりの時間と費用もかかることやその費用に見合うだけの効果が挙げられていない企業が多いように思えます。であればまずは会員と非会員の明確な差をつけたサービスを打ち出すことを徹底するのが効果的ではないでしょうか。会員だけにしか買えない商品を用意するとか、サービス業であれば明らかに店頭で差をつけたサービスを行なうなどの演出が重要です。ここで大切なことは、欲張って会員以外にも買ってくれるからと言って会員特定商品を販売したりしないことです。一番わかり易いサービスは、航空会社が提供しているラウンジ利用などを想定して頂ければわかりやすいかと思います。特典は徹底的に差をつけてこそ効果がでてくるものです。